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問いを持たない違和感
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昨日に引き続き、望月衣塑子記者のドキュメンタリーをみて思ったことです。「わたしの仕事は質問すること」と彼女は、きっぱりいっています。つまり、ジャーナリズムの立場から、国民に代わって、しかし、決してやらされているわけではなく、自ら内発的... -
一人ひとりの想像力が問われている
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「質問は簡潔にお願いします」「質問に入ってください」「次の予定がありますので、次の質問を最後でお願いします」。東京新聞の望月衣塑子記者が質問を始めると、おおよそ25秒ごとに妨害する。それが、最も重要な任務だった内閣官房内閣参事官(官邸報... -
寿命が尽きるその日までは
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朝起きて窓を開けたら、東の空にお日様が眩しかったのに対して、西の空には真っ黒な雲がたちこめていました。昨日、高知県人と話をしていると、香川は住みやすいというわたしに彼がこういうのです。香川で暮らしたことのある、知り合いの、何人かの高知... -
魔女狩りはダメ。ゼッタイ。
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車内に置き去りにされた幼い姉妹が、熱中症で亡くなったというのは、ねんきんカフェから遠くない場所らしいと知って驚いています。ニュースの記事を読んでいるうち、今年6月に3歳の娘を自宅マンションに放置して死なせてしまった母親同様、人々の怒りを... -
世襲政治家を批判して出てきた?
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首相の後継者を決める自民党の総裁選。立候補を表明した菅官房長官の記者会見が今月2日に開かれました。そのときのお話や、一般に公開されている情報から、菅官房長官は、敗戦まもない1948年、雪深い秋田の農家に引揚者の長男として生まれ、上京後は、段... -
後生の一大事を心にかけて
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「老来りて、初めて道を行ぜんと待つことなかれ。古き塚、多くはこれ少年の人なり....(徒然草第四十九段)」。「朝には紅顔ありて、夕には白骨となれる身なり、すでに無常の風きたりぬれば、すなはちふたつのまなこたちまちにとぢ(中略)六親眷属あつ... -
古い写真がもたらす出会い
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ゆうべ走っている夢をみました。誰よりも早く駆け出して、余裕で一等賞になるはずが、気が付いたらゴールを見失っていて、周りに誰もいないという。わたしは、もっと走りたかったのに途中で目が覚めて、それでもまだ未練があって、もう一度眠って夢の続... -
忘れない。そんなあなたがいたことを。
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気が付けば、蝉の声が聞こえなくなって久しく、台風接近のせいか秋風が肌に涼しい今日は9月1日。97年前の今日も、日本海沿岸を北上する台風が関東地方に強風を吹き込んだため、木造住宅が密集していた当時の東京15区では火災が広範囲に広がり、関東大震... -
「お任せ」が通用しない時代
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ニュースのヘッドラインを見る限り、「ポスト安倍」で持ちきりの印象です。8年近くにも及んだ安倍政権を一言で振り返るならば、人の話を聞かない「問答無用」の政権だったと、どんなにひいき目にみてもそう見えてしまいます。「安保法制」「共謀罪」「働... -
知を力に変えて、今こそ声をあげろ
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無力感に苛まれ、このままいけば、立ち上がれなくなるかもと察知するとき、人生のある地点からわたしには、心がけていることがあります。それは、目の前のほんの細やかな成功体験を積み上げること。ご無沙汰している人に葉書を書くとか。電力会社に電話...

